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TFN·25 June 2025·1分で読めます

ワーホリで非課税枠(Tax-Free Threshold)は申請できる?

非課税枠は節税できそうに見えますが、ワーキングホリデー保持者が申請すると思わぬ追加納税のリスクがあります。正しい判断を解説します。

1 分残り
結論

いいえ、ワーキングホリデーメーカーはオーストラリアの非課税枠(Tax-Free Threshold)を申請できません。非課税枠は$18,200までの所得が非課税になる優遇措置で、オーストラリア税務居住者のみが対象です。ワーキングホリデービザ保持者が誤って申請すると、雇用主が実際の納税額より少なく源泉徴収してしまい、結果として還付金の代わりに年末に追加納税が発生します。Tax File Number Declaration(TFN宣言書)の正しい設定は、居住区分を「Working Holiday Maker」、非課税枠の質問に「No」と回答することです。

非課税枠とは

非課税枠は、オーストラリア税務居住者向けの優遇措置で、各会計年度の最初の$18,200までの所得を非課税で受け取れるものです。オーストラリアの累進課税制度の一部として、低所得の居住者の税負担を軽減するために設けられています。

これは本物の優遇措置ですが、オーストラリア居住者向けに設計されており、一時的なビザ保持者向けではありません。

ワーキングホリデーメーカーが申請できない理由

ワーキングホリデーメーカーには別の税率体系が適用されます:

  • 最初の$45,000の収入には15%のフラット税率が適用
  • この税率は、永住者や市民のような税務居住者と異なる立場に基づいて設定
  • 非課税枠は居住者税率体系の一部であり、別の仕組みで動いている

ワーキングホリデーメーカーが非課税枠を申請すると、雇用主は実際の納税額より少なく源泉徴収します。毎週の手取りは多く見えますが、源泉徴収額とATOが期待する納税額の間にギャップが生まれます。このギャップは、タックスリターンを提出する時に税金未払いとして請求されます。

実際にどんな影響があるのか

週給$1,000を例に考えてみましょう:

  • 正しい15%税率の場合:$150が源泉徴収、$850が手取り
  • 非課税枠を誤って申請した場合:かなり少ない源泉徴収(低所得帯では0になることも)

年末にATOが収入総額とビザ状況に基づいて実際の納税額を計算します。源泉徴収が少なすぎた場合、差額の支払い義務が発生します。本来は還付金だったものが、請求書に変わってしまうのです。

すでに非課税枠を申請してしまった場合の対処法

すでに非課税枠を申請したTax File Number Declaration(TFN宣言書)を提出してしまった場合:

  1. 雇用主に新しいTFN宣言書を提出
  2. 居住区分は「Working Holiday Maker」を選択
  3. 非課税枠の質問には「No」を選択
  4. 雇用主が以降の給与計算を更新

すでに誤った税率で源泉徴収された分は、会計年度末のタックスリターンで精算されます。早く修正するほど、年末の調整額が少なく済みます。

TFN宣言書の記入内容に自信がない、または源泉徴収率を確認したい場合は、当社チームにお問い合わせください。給与明細を確認いたします。

結論

ワーキングホリデービザでは非課税枠を申請してはいけません。あなたには適用されない優遇措置で、申請すると節税どころか税金未払いを生み出します。正しい設定はシンプルです:

  • 居住区分:Working Holiday Maker
  • 非課税枠:No

これで毎回の給与明細に正しい15%税率が反映され、年末に予期せぬ請求書が届くこともなくなります。

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