ほぼ必ず、本人確認の情報がDepartment of Home Affairs(移民管理局)の記録と一致しなかったからです。よくある原因は、ビザ発給時のものと違うパスポート番号、一致しない生年月日、パスポートと異なる氏名のつづり、そして以前のビザですでに発行されているTFNの存在です。どれも致命的ではありません。
実際に何が確認されているのか?
人が書類を読んでいるのではなく、入国管理の記録との電子的な照合です。成否は、入力された項目が政府側にすでにある情報と正確に並ぶかどうかだけで決まります。
失敗のパターンもそこから説明できます。ミドルネームを書かなかった、ハイフンやアクセント記号を落とした、パスポートの印字ではなく発音どおりに氏名を入力した、ビザ発給後にパスポートを更新した。あなたから見れば同じ人物であることが明らかでも、システムにとってはどれも不一致です。
まず確認すべき4つの原因とは何か?
却下の大半は次の4つのどれかに収まります。原因を見ないままでは、同じ理由でもう一度止まるだけです。
- パスポート番号、氏名、生年月日の入力ミス。印字どおりに直して再申請します
- 入国が記録される前に申請した。到着から数時間で申請した場合、出入国の記録がまだ存在しないことがあり、数日待つのが解決策です
- オーストラリアへの入国でビザがまだ有効化されていない。これはデータではなくタイミングの問題です
- 以前のビザで取得したTFNがすでに存在する。これは却下というより回復の問題で、2つ目の番号を作るのは誤った結末です
最後のひとつは、オーストラリアに戻ってきた人にとって最も重要です。TFNは永久で一生変わらないので、正しい手順はもう一度申請して重複の履歴を作ることではなく、既存の番号を調べることです。重複はそれ自体が新たな遅れの原因になります。
解決するまでの間、いくらかかっているのか?
1ドルにつき30セントが、解決するまで続きます。有効なTFNが登録されていなければ雇用主は15%ではなく45%で源泉徴収するので、週給1,000ドルなら毎週300ドルが支払われずに留め置かれます。
このお金が失われるわけではありません。申告のときに精算されるので、コストは金額ではなくタイミングです。却下を年度末まで放置しない理由がそれです。
却下は雇用主に出した宣言書にも影響するのか?
します。Tax File Number Declarationは申請中であることを記録し、28日の期間はワーキングホリデーメーカーの税率を維持します。却下はその時計を最初に戻し、期間が過ぎたあとは、雇用主に何を伝えていたかにかかわらず45%で源泉徴収しなければなりません。
ですから、申請が却下されて再提出中であることを雇用主に伝え、番号が発行されたら宣言書を更新してください。給与側が実際に何を必要としているかはTax File Number Declarationの解説にあります。
電話のほうがオンラインの再申請より良いのか?
原因によっては、そのとおりです。単純な入力ミスなら、正しく入力し直しての再申請が最も早く解決します。氏名の不一致、結婚後の姓、ローマ字表記の揺れ、重複の疑いといったケースは、ATOに直接話すほうが早いのが普通です。自動照合ができない記録の突き合わせを、担当者は行えるからです。
最初の確認メールにあったリファレンス番号があるとどの経路も速く進みますが、これは多くの人が真っ先に削除してしまうものです。
番号がようやく発行されたら何をすべきか?
すべての雇用主に、それぞれ新しい宣言書で番号を渡します。給与側が更新したはずだと考えず、次の給与明細を確認してください。以降はこの番号を銀行口座番号と同じように扱います。
ワーキングホリデーメーカーはTFNの窃取で特に狙われます。盗まれたTFNがあれば、他人名義で偽の申告を提出し、還付金を別の口座に振り向けることができるからです。被害者は自分の申告が重複として拒否されてはじめて気づくことがほとんどです。税務の手助けを申し出る相手が、政府の公的な税務専門家登録簿に載っていることを示せないなら、書類を渡してはいけません。
却下の原因はどのデータにあるのか?
却下はデータの問題で、どのデータが原因かによって直し方も所要時間も変わります。次の点で原因は1つに絞れます。
- 不一致はパスポート番号か、氏名か、生年月日か
- ビザ発給後にパスポートを更新したか。更新すると番号が一致しなくなります
- 入国からどれくらいで申請したか。出入国の記録が先に存在している必要があります
- 過去にTFNを持ったことがあるか。その場合は再申請ではなく回復が正しい経路です
- 雇用主の28日の宣言書の期間がすでに切れているか
- 解決するまでに45%の源泉徴収が何週間積み上がるか。最終的な還付はその積み上がりでできています
遅れている間に取りすぎられた分はワーホリのタックスリターンを通して戻ってきます。期間の長さが分かれば還付金の試算ができます。
