持てます。ワーキングホリデーメーカーはタックスファイルナンバー(TFN)とオーストラリア事業者番号(ABN)を同時に保持でき、ABNの登録にTFNが要るのでTFNが先です。TFNは雇用収入を、ABNは請負収入をカバーし、どちらも同じタックスリターンで申告します。
それぞれの番号は実際に何をしているのか?
同じものの二つのバージョンでも、代わりに使えるものでもありません。TFNは人としてのATO(オーストラリア税務署)における身元で、雇用、タックスリターン、スーパーアニュエーションの口座、銀行利息の背後にあります。ABNは事業者としての身元で、請求書に載り、支払う側に人を雇っているのではなくサービスを買っていることを示します。
実務上の違いはひとつです。雇用収入は雇用主が源泉徴収するので課税済みで届きます。ABN収入は何も引かれずに丸ごと届き、税金は査定の一度だけで精算されます。
ワーキングホリデービザで両方持つのは普通のことなのか?
まったく普通です。よくある1年は、ホスピタリティやファームの仕事を10か月、TFNで給与計算を通して受け取りつつ、その傍らでフードデリバリー、マーケットの出店、写真の仕事、数週間の請負作業をABNで請求する形です。
季節労働があるぶん、思われているより頻繁に起こります。ケアンズの夏にウェイターをやり、週末はUber EatsやDoorDashを動かし、バロッサやマーガレットリバーのぶどう収穫を請負として請求する。1会計年度に3つの収入の形があり、3つとも1通の申告書に入ります。
10月に人を捕まえる落とし穴とは何か?
ABN収入は何も源泉徴収されないので、入ってくる間は自分のお金のように感じられ、査定はその後に来ます。ワーキングホリデーメーカー税率は合算した収入に適用され、ABNの稼ぎは給与の上に積み上がります。
これを防ぐ習慣は、ABNで入った1ドルにつき15セントから20セントを、その時点で取り分けることです。困るのはたいてい、良い3か月を過ごして総額を収入として扱った人です。
ABNを使うべきでないのはどんなときか?
その仕事が雇用であるときです。実質的に仕事であるものをABNで支払われると、三つが同時に剥がれます。税金が源泉徴収されず、スーパーが支払われず、有給休暇の権利も積み上がりません。
警戒すべきパターンは、同じ仕事、同じ時間、同じ上司、同じロスターのまま、給与計算から請求書方式に移されることです。これは偽装請負(sham contracting)で違法ですが、事業者に安上がりだから起きます。仕事の実態が雇用に見えるなら書類が何であれ法律上は雇用で、従業員と請負業者の区別は実際にどう仕事が行われているかで判断されます。
従業員にはない、どんな責任が生じるのか?
自分の記録です。雇用主は給与計算を通じて賃金をATOに自動で報告するので、雇用収入は管理していなくても申告書に現れます。ABN収入は現れず、何が入ってきたかを知っているのはあなただけです。
発行した請求書と受け取った支払いの控えをすべて残し、申請する経費の記録も残します。GSTの基準にも目を配ります。事業の売上が年間75,000ドルに達すると登録が義務になり、ライドシェアの運転は1ドル目から義務です。
ABN側の収入が査定に何をするのか?
両方の番号を持つこと自体は単純で、大きく変わるのはABN側の収入が査定に何をするかです。決めるのは次の事実です。
- ABNの仕事が本当に請負なのか、別の帽子をかぶった雇用なのか。スーパー、有給、税金を誰が負担するかが変わります
- ABN収入の大半が単一の支払者から来ているかどうか。80%以上が一つの取引先から来る場合、個人サービス所得(PSI)のルールで控除できるものが制限されます
- GSTの基準を超えたか、ライドシェアをしているか。ライドシェアは最初の運賃からGSTが適用されます
- 年間を通じてお金を取り分けていたか。10月の査定が日常になるか衝撃になるかの分かれ目です
- TFNの登録前に給与で働いた期間があるか。その期間の給与が45%になり、逆方向に引っ張ります
二つの収入は同じワーホリのタックスリターンで精算されます。それぞれの収入のおおよその額がわかれば、還付金の試算ができます。
