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メディケア・その他·公開日 2025年8月8日1分で読めます

TRS(観光客還付制度):帰国時にGST10%を取り戻す方法

$300以上の買い物にはTRSで10%のGST還付を申請できます。空港での手続き、対象商品、注意点を詳しく解説します。

結論

TRS(Tourist Refund Scheme、観光客還付制度)は、オーストラリアで買って持ち出す商品にかかった10%のGSTを返してくれる制度です。同一の事業者からの請求書合計が300ドル以上で、出発日から60日以内の購入であること、そして空港でその商品を持っていることが条件です。1,000ドルのノートパソコンなら約91ドルが戻ります。

TRSは何のための制度なのか?

GSTはオーストラリア国内での消費にかかる税なので、あなたと一緒に国外へ出る商品には本来かかりません。TRSはそれを返す仕組みで、国際空港と一部の港でAustralian Border Forceが運営します。10%のGSTと、ワインについては14.5%のワイン平衡税(WET)が対象です。

出国するすべての旅行者が利用でき、ワーキングホリデーメーカーも含まれます。ビザで資格は変わらず、利用してもタックスリターンやスーパーの請求に影響しません。

どんな買い物が対象になるのか?

五つの条件をすべて満たしたときに対象になり、一つでも欠けると請求はまるごと成立しません。引っかかるのは「同一事業者」の条件です。300ドルは一つのABNからでなければならず、ショッピングセンター全体で300ドル使ったのでは通りません。

  • 同一のABNで営業する単一の事業者からの購入であること
  • GST込みで請求書の合計が300ドル以上であること
  • 出発日から60日以内の購入であること
  • その商品を手元に持ち、検査に出せる状態であること
  • サービスではなく物品であること

電化製品、カメラ、スマートフォン、ノートパソコン、時計、宝飾品、旅行かばん、衣類、スポーツ用品はいずれも対象です。サービスは対象外なので、宿泊、ツアー、マッサージは外れます。たばこ、GSTのかからない品目、すでに消費したもの、郵送したものも同様です。

カウンターに何を持っていけばいいのか?

四つ必要です。パスポート、搭乗券、原本の税務請求書(タックスインボイス)、商品そのものです。一つでも欠けると請求は終わり、いちばん多く失われるのは請求書です。

請求書自体に、販売者の名称とABN、支払ったGSTまたはGST込みの合計、商品の説明、購入日が記載されている必要があります。1,000ドルを超える請求書にはあなたのフルネームが必要で、後からではなく購入時に販売店に入れてもらう必要があります。

空港での手続きはどう進むのか?

通常どおりチェックインし、商品は手荷物に入れたまま、国際線ターミナルの保安検査を通過した後にTRSの窓口へ行きます。係員がパスポート、搭乗券、請求書を確認して商品を検査し、指定した方法で還付を処理します。

時間には余裕を持ってください。出発のピーク時には列が長く、窓口は搭乗ゲートよりずっと早く閉まります。通常の60分ではなく90分前に着いていることが、還付を受け取るか思い出話にするかの分かれ目です。MyTRSアプリで事前に情報を登録すれば窓口での時間は短くなりますが、検査は省略されません。

お金はいつ、どうやって支払われるのか?

還付はクレジットカード、オーストラリアまたは海外の銀行口座、あるいは小切手で支払われ、窓口で選びます。クレジットカードが最も一般的で最も速く、通常5営業日ほどで着金します。

出国するバックパッカーはここで一歩先を考えてください。飛ぶ前にオーストラリアの銀行口座を解約するつもりなら、その口座ではなくカードを指定してください。解約済みの口座に送られた還付には、着地する場所がありません。

ワーホリの予算にとって、時間をかける価値はあるのか?

大きな買い物が一つあるなら価値があり、細かい支出が1年に散らばっているだけなら価値はありません。10%はGST込みの価格に対して戻るので、1,000ドルの電化製品なら約91ドル、3,000ドルなら約273ドルが、30分ほど並ぶことと引き換えになります。

  • 1,000ドルのノートパソコン:約91ドル
  • 2,000ドルのカメラ:約182ドル
  • 500ドルの時計:約45ドル

どのみち買うつもりだったノートパソコンやカメラを、請求書が60日の中に入るように最後の2週間で買うのは正当で、よく行われています。

請求が通るかどうかを決めるのは何か?

買い物の仕方に関する四つの事実で、どれも空港に着く前に決まっています。300ドルが一つの事業者にまとまっていたかどうか。同じ小売店の複数のレシートは合算できますが、10店舗で30ドルずつは通りません。購入日が出発から60日以内かどうか。原本の請求書がまだ手元にあるかどうか。そして商品が預け荷物でも郵送済みでも使い切った後でもなく、実際に手元にあるかどうかです。

例外は大型の品です。サーフボードや大きな楽器は客室に持ち込めないので、検査を航空会社とTRSの窓口とチェックイン前に調整する必要があります。当日の朝ではなく数日前に話しておくことです。

出国の手続き全体のなかでTRSはどこに位置するのか?

TRSは、オーストラリアを離れる手続きで唯一、後からやり直せない部分です。ゲートを通過した時点で請求は永久に消えます。一方でタックスリターンもDASPのスーパー請求も、数か月後に自宅から提出できます。

空港での還付は数十ドルから百数十ドルの話です。申告とスーパーの請求はたいていそれよりかなり大きく、帰国便を生き延びるのもそちらです。

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