方法は2つあり、仕事でどれだけ走るかによってどちらが向くかが決まります。センツ・パー・キロメートル方式は1キロあたり91セント、年5,000キロまで、ログブックは不要で、上限は4,550ドルです。ログブック方式に上限はありませんが、連続12週間の記録が必要で、失敗するのはたいていその記録がないからです。
何が業務移動として数えられるのか?
実際に業務目的のある移動です。多くの人が思うより狭く、一点では思うより広い範囲です。同じ日に複数の仕事先の間を移動するのは業務です。機材や備品を買いに行く移動、クライアントを訪ねる移動、仕事に直結する研修のための移動、場所が変わる一時的な現場へ宿泊先から向かう移動も業務です。
業務移動でないのは、自宅からひとつの決まった職場への日々の通勤です。どれだけ早くても遠くても変わりません。その日の最初と最後の、主たる仕事の拠点との往復も原則として私的なものです。
車を持つバックパッカーの場合、線引きはきれいに分かれます。ホステルからABNの仕事があるファームへ向かう運転は業務です。シドニーからケアンズへのロードトリップは、その両端で何をしても業務ではありません。
センツ・パー・キロメートル方式はどう機能するのか?
業務で走った1キロごとに定率で申請する方法で、走行費用の領収書は一切必要ありません。単価は91セント、上限は年間5,000業務キロメートル、控除の最大額は4,550ドルです。
それでも走行距離には合理的な根拠が必要で、移動ごとに日付、距離、目的の簡単な記録が要ります。オドメーターの読み取りも正式なログブックも求められないので、たまに運転する人には実用的な選択です。
ログブック方式はどう機能するのか?
連続12週間かけて業務使用比率を確定し、その比率を1年分のすべての車両費用に適用します。その12週間は、業務と私用の区別なくすべての移動について、日付、開始時と終了時のオドメーターの数値、目的を記録します。
確定した比率は、燃料、保険、登録料、整備、修理、減価償却に適用されます。車両費用の合計8,000ドルに対して業務使用60%なら控除は4,800ドルで、上限はありません。走行費用が大きいドライバーなら、センツ・パー・キロメートルの上限を余裕で超えます。
ログブックは5年間、または使用パターンが大きく変わるまで有効です。12週間の記録作業でビザの残り全部をカバーできるので、6月になってから後悔するのではなく早いうちにやる価値があります。
どこで有利不利が入れ替わるのか?
業務で年5,000キロあたりです。フルタイムのライドシェアや配達のドライバーなら数か月で超えます。それ未満ならセンツ・パー・キロメートルのほうが簡単で金額も大差なく、超えるとログブック方式が明確に上回り、1キロごとに差は広がります。
車をローンやリースにしている場合、計算はさらにログブック側に傾きます。利息と減価償却は比率方式なら拾えますが、1キロあたりの定率には反映されません。
どちらの方法でも必要な記録は何か?
多くの人が実際に残している量より多く、車両関係の申請が最も否認されやすい項目である理由もそこです。車両費用すべての領収書、使った方式に応じたログブックまたは移動記録、会計年度の開始時と終了時のオドメーターの数値、その年に車を買ったなら購入時の請求書を保管してください。
これらは、その費用を申請した申告を提出した日から5年間保管します。支出していても証明できない申請は、実務上は控除ではありません。
車を替えても方式は引き継げるのか?
業務使用比率は特定の車ではなく使い方に紐づくので、パターンが大きく変わっていなければ車を替えても原則として引き継げます。費用そのものは実際に走らせた車ごとです。
滞在の途中で1台売って別の1台を買うことはよくあります。1台目で作った12週間の記録を、同じ使い方をする2台目でやり直す必要はありません。
2つの方式のどちらが自分に効くのか?
どちらの方法もABN保持者なら使えます。どちらが大きいか、その申請が確認に耐えるかは、あなたがどれだけ、どう運転したかで決まります。
- 年間の業務走行距離が何キロか。5,000キロが上限の効き始める点です
- 連続12週間のログブックを残したか。上限のない方式を開けるのはこれです
- 走行費用の合計がいくらか。ログブックの比率はその全体に適用されます
- 車をローンやリースにしているか。利息と減価償却が対象に加わります
- 業務と私用の移動が記録の上で明確に分かれているか
- 数えた移動が通勤ではなく本当に業務か
どちらが正当に大きい控除になるかはワーホリのタックスリターンを作成する段階で選びます。ABN収入と費用のおおよその額が分かれば還付金の試算ができます。
