オーストラリアの給与明細は、支払いから1営業日以内に発行されなければならず、総支給額、源泉徴収税、スーパー、手取りを表示する必要があります。TFNを登録したワーキングホリデーメーカーなら、税は総支給の15%、スーパーはその上に12%であるはずです。それを教えてくれるのは、2つの割り算です。
なぜ給与明細が重要な書類なのか?
時間、賃率、税、スーパーが一緒に現れる唯一の場所であり、そのどれかが誤っていたときの証拠になるからです。銀行の明細は数字をひとつ示すだけで、その計算については何も語りません。
そして最初に消える記録でもあります。シフト管理のアプリや仕事用のメールで届く給与明細は、雇用が終わった瞬間に消えることがよくあります。届いたら自分宛にメールで送る。2週間に30秒で済みます。
総支給額はどうなっているべきか?
働いた時間に賃率を掛けたものに、週末、夕方、残業、祝日の割増賃金と、その仕事にアワードが付ける手当を足したものです。この行を何より先に確認してください。他のすべての数字がここから計算されるので、時間が誤っていればその下のすべてが誤ります。
確認はロスターではなく自分の時間の記録に対して行ってください。この2つはしばしば食い違います。シフト前の準備やシフト後の片づけも労働時間で、そこで時間が静かに消えます。日曜を含む週は、含まない週と明確に違って見えるはずです。週末の勤務がある週で明細のすべての時間が同じ賃率なら、アワードが適用されていません。
税の行はどう確認するのか?
源泉徴収税を総支給額で割ります。Tax File Number Declarationが処理されていて、雇用主が登録されているワーキングホリデーメーカーなら、答えは15%に近いはずです。
それより明らかに大きい場合には具体的な原因があり、それぞれ直し方が違います。
- 45%前後:その雇用主にTFNがまだ記録されていません。たいてい宣言書が処理されていないためです
- 30%前後:雇用主がワーキングホリデーメーカーの雇用主としてATOに登録されていません
- 15%を大きく下回る:宣言書で免税枠を誤って申請している可能性があり、還付ではなくあとから納付になります
取りすぎた分は失われず、タックスリターンを提出したときに精算されます。ただしそれまではATOのところにあります。誤った税率を、年度末ではなく最初の2週間のうちに持ち出すべき理由です。
スーパーの行はどう確認するのか?
スーパーの金額を総支給額で割り、12%を期待します。2025年7月1日からの率です。スーパーは賃金に上乗せして雇用主が払うので、手取りを減らすことはありません。スーパーが自分の稼ぎから出ているように見える給与明細は質問すべきです。
重要な区別は、発生と支払いの違いです。給与明細のスーパーの数字は、その期間について雇用主が負っている額であって、ファンドに届いた額ではありません。スーパーは四半期ごとに払われるので、この2つは最大3か月離れます。実際に届いたかは、四半期の期限のあとにファンド自体を確認して分かります。届いていなかったときの対処は未払いのスーパーにあります。
手取りは何を教えてくれるのか?
計算のつじつまが合っているかです。手取りは総支給から源泉徴収税と適法な天引きを引いたもので、口座に入金された額と1セント単位で一致するはずです。スーパーはこの計算に現れません。
天引きがあった場合、宿舎でも機材でもそれ以外でも、給与明細に表示され、事前に合意され、適法である必要があります。総支給から税を引いた額と、実際に着地した額との説明のつかない差は、違法な天引きの最も明快な兆候であり、引き算ひとつで見えます。
年度累計の数字は何のためにあるのか?
7月を待たずに自分の位置を把握するためです。多くの給与明細は、7月1日から数えた総支給、源泉徴収税、しばしばスーパーの累計を載せており、まだ直す時間があるうちに自分の1年の形を見せてくれます。
雇用主が最終的にATOに提出する所得明細への照合にもなります。最後の給与明細の年度累計の総支給と所得明細の数字が一致しないなら、どちらかが誤っており、どちらが誤っているかを言えるようにしてくれるのが手元の給与明細です。
雇用主がそもそも給与明細を出さない場合はどうするのか?
それ自体が違反であり、それだけで済むこともめったにありません。オーストラリアの雇用主は、従業員が求めるかどうかにかかわらず、賃金を支払ってから1営業日以内に、電子でも紙でも給与明細を発行しなければなりません。
給与明細がないということは、時間も賃率も税もスーパーも記録がないということで、それらの義務を避けたい雇用主があなたに置きたい状態です。その時点から日付入りの労働時間の記録をつけ、銀行の入金をすべて保存し、その不在を警告として扱ってください。そこから先は給料が正しく支払われていないときで扱っています。
